和製英語の罠、あぶない、アブナイ

カタカナ英語、和製英語が猛威を振るっています。

カタカナなので、てっきり英語と同じ意味だと思って使ってしまうこと

ありませんか?

実際のレッスンで起きた

「ん?」

のワードを少しご紹介。

和製英語のワナにかからないでくださいね。

チャージする charge

パスモのチャージ、バッテリーチャージのように、入金したり電気をいれたりのイメージ。

でも chargeには、「請求する、課す」の意味があり

I charge you 1,000 yen. は「あなたに1000円請求します」です。

お金を払う側です。もらえるのではないので、くれぐれもご注意を。

スマート smart

smartは「賢い」という意味です。やせているの意味はありません。

You are smart.とよく聞ききますが、「賢いね~」の意味です。

「あなた、スマートだね(痩せているね)」は、

You are skinny.

マンション mansion

mansion は、個人の豪壮な大豪邸!を指します。たとえば、毛利邸のような。

日本のマンションは、apartmentもしくはcondominium(コンドミニアム)です。

ラフな(格好で) rough

「ラフな格好でパーティーに来てください」

Please wear rough clothes to the party.は間違い。

rough はごつごつした、手荒い、下品な、等の意味があります。

「ラフな」はcasualです。

The dress code is casual. と言えばいいです。

クレーム claim

「お店にクレームをつける」文句を言うの意味でよく使われますが、

claimは主張する、の意味です。

文句をいうクレームは、

I make a compliment to the store.

ちなみに、私がよく使う「マンツーマンレッスン」も日本語です

英語では

private lesson プライベートレッスン

でーす!

こちらで大人英会話マンツーマンレッスンを開催しております

生徒様お勧めのお店。ず~っと行きたかったの!

とっても美味しかったです。御馳走様~

ものすごい行列で、14組待ちでした。運よく車も停められてラッキー。

和製英語の罠、あぶない、アブナイ” に対して1件のコメントがあります。

  1. 廃陣 より:

    とても為になる記事をどうもありがとうございます。
    昨今の和製英語の無節操さ、とりわけチャージ(入金)には本当に困ったものですね。
    恐らく、この間違いを助長している要因には、

    1. 説明されている通り、チャージ(充電)という用法があることから、チャージに溜めるという意味があると勘違いしてしまっている。
    2. 課金という日本語そのものの意味が、昨今の課金制ゲームによく見られる課金という表現により勘違いされてしまっていることから、
    辞書などに記載されているチャージ=課金の対応関係を読み手が正しく読み解けなくなってしまっている。
    3. チャージ(ツケ、カード、電子マネー支払い)という本来の正しい用法とチャージ(入金)という誤った用法は、どちらも
    会計時の店員と客との間に見られる表現であり傍目にはさほど目立った差がないことから、たとえ英語圏の人であっても
    見ているだけでは間違いを間違いと認識しづらく、なかなか勘違いを指摘してもらえなくなってしまっている。

    などがあるのだと思います。
    これらが解消されない限り是正は困難であると考えると、なかなかに骨の折れそうな話ですね。
    こんな状態で五輪や万博は大丈夫なのかと、正直とても心配になります。

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