米大統領選:「選挙人」って何?Electoral Votes
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とうとう決まりましたね、次期大統領
来年の就任式までは正式決定ではないので、「President-elect(選挙で選ばれた次期大統領)」と呼ばれます
本決まりになるのは、年末12月14日に「選挙人による投票」が行われ、来年1月6日に選挙人投票の開票とそれを受けて
連邦会議で「当選」の宣言があり、1月20日に大統領就任式が行われ、正式に大統領になるわけです。
ここでやっと「選挙人 Electoral Votes」とは?の役目が分かりますね。
多くの生徒様からご質問がありました。「あの過半数270必要っていう”選挙人”って何ですか?」
みんなが釘付けになって見ていた「270」の数字は「Electoral Votes=選挙人」の数でした。
選挙人の数は各州で決まっており、一般市民が11月3日に行った一般投票(Presidential Election)で票獲得数の多かった候補が
その州の選挙人数を「総どり」できる仕組みです。
そして、各州の「選挙人」が12月14日に「選挙人投票」を行います。
え~?!12月14日にまた選挙?
って思われますが、歴史的に一般投票の結果が覆ることはないようです。
今回の場合は、選挙人は投票用紙に「大統領:ジョー・バイデン。副大統領:カマラ・ハリス」と書くのですね。
随分、複雑な仕組みの大統領選挙。
有権者は「選挙人」を選ぶので、厳密には「間接選挙」ですが、
選挙人は一般選挙の結果を重んじるので、事実上は有権者が大統領を選べる「直接選挙」。
だからでしょうか?
こんなに人々が一喜一憂し、狂喜乱舞するのは。。。?
日本では見られない光景ですね。