美しい日本語「おつかれさまです」を外国人オリンピック選手に言ってみた!?
セーリングの小さなオリンピック村でボランティアをしてきました。
オリンピック村は大磯プリンスホテル全館
ホテル内には、オリンピックスタッフ、ホテルスタッフ、警察官含むセキュリティー、ボランティア、そして選手団
その他ありとあらゆる人々が、すべて「オリンピック・セーリング」競技が成功するよう動いています。
そんな一体感からか、ホテル館内での挨拶はいつも
「おつかれさまでーす」
だれかとすれ違うときには、常に「おつかれさまでーす」
みなさん、全く同じリズムで「おつかれさまでーす」
素敵な日本語だと思いませんか?
「おつかれさまです」の挨拶は、英語にしにくい日本語だと感じています。
Hello なんて薄っぺらい感じじゃないし、Thank youともちがうし
英語には「おつかれさまです」の一言で言い表せる挨拶は存在しないのではないかしら?
「おつかれさま。なんて暖かい言葉なんだろう…。」と感動していたのに、
外国人選手を見かけたら、皆さん「Hello」と言い直していらっしゃいます。
なんだか勿体ない気がしていました。
「あっ!そうだ!私だけは同じように《おつかれさま》って言ってみよう!」って決めました(笑)
デスクに入っているときは、もちろん英語でご対応しますが
廊下やロビーですれ違うときには
「おつかれさまでーす」って
外国人選手にも言ってみました。
さて、どんな反応だったと思いますか?
ーー 困った顔をする人は誰一人いらっしゃらず、
みなさん応えてくださいましたよ、
「オツカレサマデース」と!←リズムね!
(私にはそう聞こえましたよ、いろんな「umm♪♩」あったけど)
フレンドリー、ですね!
「うーっ、意味を説明した~い!」
” Otsukare sama is a kind of Japanese greeting, meaning thank you for your great work. We can use this phrase instead of hello or good bye to someone when you pass by”
ああ、それとも
” You can actually use this phrase when you want to praise someone’s job or appreciate their work”
それも付け足した方がいいかな。
脳内で色々と翻訳して準備万端!言いたい~!説明した~い!とウズウズしましたが、
毎回ゆっくり立ち止まって会話はできず、断念。(さすがに、選手をお引止めする図々しさはありませんでした)
「おつかれさま」って相手をねぎらってかける挨拶、少しでも心に響いているといいな。