映画・Where the crawdads sing・ザリガニの鳴くところ

サークルで話題になっている映画「ザリガニの鳴くところ」Where the crawdads sing

Amazon primeでやっと観ました。⇒こちら★★

これは見応えのある作品。

さすが、映画好きな皆様がウワサするだけのことはある!

ナレーションが印象的な始まりです。

Marsh is not swamp. Marsh is a space of light, where grass grows in water, and water flows into the sky. … Then within the marsh, here and there, true swamp crawls into low-lying bogs, hidden in clammy forests. Swamp water is still and dark, having swallowed the light in its muddy throat.

Where the Crawdads Sing

きれいな景色なんだけど、もう悲しいことしか起きない予感、しかしない。。。

なに?なに?

Marsh is not swamp….?

湿地は、沼地とは違う…とは?

和訳をハヤカワ文庫の「ザリガニの鳴くところ」から引用します。

湿地は、沼地とは違う。
湿地には光が溢れ、水が草を育み、水蒸気が空に立ち昇っていく。緩やかに流れる川は曲がりくねって進み、その水面に陽光の輝きを乗せて海へと至る。(中略)そして、その湿地のあちこちに、本当に沼地と呼べるものがある。じめじめした木立に覆い隠され、低地に流れ込んだ水が泥沼を作っている。

ザリガニの鳴くところ

単純脳のワタシには、前半がとにかく辛かった。

6歳の女の子が親から捨てられ(an abandoned child)独りぼっちで湿地で生きていく。

彼女のサバイバル能力はすごいけれど、観ているのが苦しくて…。

少女は美しく成長しますが、この街の金持ちボンボン殺しの容疑で逮捕されてしまうのです。

後半の法廷部分で、弁護人のMr.Miltonの言葉で拍手!

We called her the Marsh Girl.
Some people whispered that she was part wolf or the missing link between ape and man. That her eyes glowed in the dark. Yet in reality, she was only an abandoned child, a little girl surviving on her own in a swamp, hungry and cold, but we didn’t help her.

中略

But, ladies and gentlemen, did we exclude Miss Clark because she was different, or was she different because we excluded her?

Where the crawdads sing

「我々が彼女を湿地の少女と呼んでいた。半分狼でサルとの境目がない人間で、
その目は暗闇で光る、とも。
しかし、現実は、彼女は捨てられて置き去りにされた子供にすぎず、小さな女の子がたった一人で湿地で生きなければならなくて、空腹で、寒くて…。
だが、誰一人として彼女を助けなかった。
みなさん、このクラークさんがただ我々とは違う、というだけで疎外したのでしょうか?
それとも、我々が彼女を疎外したせいで、彼女は我々とは違う人間になったのでしょうか?」

「Tall Tale (民間に伝承するほら話)ではなく、証拠に基づいた判断をしてください」

と、Milton弁護士は陪審員に力説するのでした。

もう涙、なみだ。

これでハッピーエンド??

この映画の主張はここに集約されている、と思いきや

最後に驚きのどんでん返しが待っています。

Spoiler(ネタばれ)になるので、多くは書きませんww

どうぞ、ご自身の目でお確かめください。

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映画好きな皆様!
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