ボーイング社のお膝元、シアトルの大学のデモは？

昨日はお隣のオレゴン州ポートランドで、パレスチナ関連のデモニュースを観ました。

ポートランド州立大学内に立てこもっったデモ隊の要求に、「大学は（イスラエルに武器を提供している）ボーイング社との関係を断ち切れ」とありました。

はて？

ボーイング社といえば、シアトルが発祥の地。今でこそ本社はイリノイ州に移転したようですが、もとはシアトルで創業し2001年まで本社もありました。シアトルにはまだ工場が立ち並び、ボーイング社はシアトルの経済発展に貢献してきたことには間違いありません。

そこの州立大学の反応は？

と気になりました。

娘の行ったUniversity of Washington (UW：ワシントン州立大学、シアトル）は、われらのPortland State Universityなど足元にも及ばない巨大で優秀な大学。

やはりデモは起きているようですが、ポートランドのような過激な映像や記事が見当たりません。

最初の2分30秒位UWからのレポートがあり、この時はまだ比較的落ち着いているように見えます。

Protestors set up encampment on University of Washington campus (komonews.com)

この放送後に、学長室があるビルを数時間占拠したようですが。

Police at the University of Washington (UW) removed 36 people from an administration building after an hours-long pro-Palestine protest at the office of UW President Ana Mari Cauce.

The protest was organized by a student group that had a list of demands for the university, including cutting all ties with Boeing and ending study-abroad trips to Israel. According to UW, 36 protesters occupied Gerberding Hall, which houses Cauces’s office, starting around 12:30 p.m.
KOMO – UW police detain 36 pro-Palestine protesters engaging in sit-in

要約

警察は、ワシントン州立大学（UW）の学長室を数時間占拠した36名を撤去した、と報じた。

デモ隊は大学側にボーイング社との関係を断ち切ること、イスラエルへの留学を取りやめること、などを要求していた。